マンションのリノベーション 有限会社佐藤建装 横浜市南区大岡1-61-7 山本ビル1Fマンションのリノベーション 有限会社佐藤建装 横浜市南区大岡1-61-7 山本ビル1F

プランと予算の考え方(コストのバランスのとり方がきめて!)

リノベーションする物件が固まってきたらプランについても検討を始めましょう。限られた予算の中で理想の住まいをつくるためのポイントを紹介します。

依頼先にリノベーションの予算をきちんと伝える

リノベーションの設計者は、伝えられ予算を最大限に生かせるようにプランを考えます。そのため、打ち合わせの際には″本当に用意できる予算″を伝えることが大切です。
実際には500万円の資金があるのに、「きっと途中で足りなくなるから」と、設計者には400万円と伝えるケース。あるいは、予算500万円でプランニングを進めていたら、じつは家具まで含めた金額で、工事に使えるのは400万円だったケース。どちらの場合も、最初からその予算でスタートしたのとは違うプランになってしまい、本来やりたかったことができなくなる可能性もあります。
住まいのプランはさまざまな要素を総合し、その中でバランスをとりながら組み立てていくもの。最初から要望と予算をきちんと伝えることが、ベストプランを手に入れる近道です。

予算にかかわらず希望していることはすべて伝える

設計者との打ち合わせでは、リノベーションで実現したいことをすべて伝えましょう。「この予算ではきっと無理だから」と遠慮してしまう人もいますが、前述のとおり、プランはさまざまな要素のバランスで決まっていくもの。すべてのリクエストを出したうえで、プロと一緒に優先順位を考え、取捨選択をしていけ
ばいいのです。
希望を伝える際には「どうしてそうしたいのか」もぜひ伝えて。予算上そのリクエストをそのまま採用できなかったとしても、ほかのアプローチで実現できることもあるからです。たとえばスケルトンリフオームで間取りを変えなくても、理想の暮らしができるかもしれませんし、使いたい素材以外でも内装のイメージを
実現できるかもしれません。本来の目的をはっきりさせることで、プランの可能性はぐんと広がります。

後からでは変えられないことを最優先する

限られた予算の中で要望に優先順位をつけるときは、あとになってするのが困難な工事を優先させるのがおすすめです。水回りを移動させる、間仕切り壁をとって間取りを変える、外周の内壁を壊して断熱材や防音材を加えるなど、規模の大きい工事は最優先。床材の張りかえも、あとからやろうとすると大工事になって
しまうため、最初から気に入った建材を選ぶのが賢明です。
一方、トイレや洗面台、キッチンなどの設備機器は、将来、交換するのが比較 的簡単。予算オーバーというときは、グレードを見直してみるのも一案です。壁も床に比べると工事がしやすいため、最初は手頃なクロス張りにしておき、経済的にゆとりができたら左官仕上げにしても。造りつけ収納もハイコストなので、
当面は置き家具を使い、いずれ気に入ったデザインでオーダーしてもよいです。

住み心地にかかわる部分ではコストダウンしない!

あたたかさや涼しさ、明るさといった住まいの基本性能には、十分なコストをかけるべき。内装やインテリアを素敵につくり上げても、家族が快適に暮らせなければ意味がありません。特に築年数の古いマンションでは、断熱性のほか、採光や通風、結露対策、防音対策などにしっかりと予算を割きたいものです。
断熱性が低い物件や、風通しがよくない物件では、冷暖房のランニングコストがかさんだり、結露で建物が傷んだり、最悪の場合、カビが発生して家族の健康が損なわれることもあります。断熱材の追加やインナーサッシ(内窓)の設置、部屋と部屋の間に室内窓を設けるプランなどを検討してみてください。
室内窓は、自然光の届かない部屋を明るくするのにも有効です。建物を支える構造壁には穴をあけられませんが、それ以外の間仕切り壁であれば設置できます。

そのまま使えるものや残せるものはないかしっかり見極める

ゼロからつくり上げる新築の家と違って、リノベーションには必ずもとになる物件(部屋)があります。そのメリットを生かすことも、コストを賢く抑えるコツです。すべてを壊して新しくするのではなく、使えるものはリユースするのがおすすめです。
たとえば、フルリノベーションにこだわらず、個室を1部屋でも2部屋でもそのまま残せば、工事のコストを大幅にカットできます。どうしても手を加えたかったら、内装だけを好みのスタイルに変えてみては!リノベーションする前と同じ部屋でも、印象をがらりと変えることができます。ほかにおすすめなのは建具の再利用。個室やトイレなどのドアをそのまま使ったり、ペイントして表情を変えたりすれば、建具の購入や造作にかかるコストを抑えられます。

リフォームずみ物件ならとりあえず住んでみるという選択肢も

通常、売り出されている中古マンションには、設備や内装に手を加えた″リフォームずみ物件″が多いものです。好みのテイストでなくても、そのまますぐに入居できるため、「一度も使わずにとり壊すのはもったいないな」と感じる人も多いはずです。
そこで検討してほしいのが、物件を購入してすぐリノベーションするのではなく、そのまま一度住んでみること。1〜2年でも実際に暮らしてみると、「この動線は不便だから改善したい」「この部屋は風通しをよくしたい」といったポイントがわかり、それをリノベーションのプランに反映させることができます。もち
ろん、入居する前に工事をすれば、引っ越しが一度ですみ、仮住まいの面倒もないため、どちらを優先させるかは考え方次第。リノベーション計画の前にぜひ検討してみてください。

設備はメーカーにこだわらないほうがコストを抑えられる

コストコントロ―ルに大きく影響するのが、キッチンやシステムバス、トイレなどの設備機器の選び方。デザインや機能にそれほどこだわりがなく、コストを抑えたいのであれば、施工会社がおすすめする設備を選ぶのがベスト。施工会社にはそれぞれ取り引きのあるメーカーがあり、そのメーカーの商品は仕入れ値が低く抑えられているため、結果的に安く購入できるのです。
使いたい設備が決まっている場合は、自分たちで安価なものを探して直接購入する「施主支給」という方法もあります。ただし、間違った商品が届いていないか、設置に必要なパーツがそろっているかなどをチェックしたり、現場に商品が届いた際に受け取ったりするのは、施主自身の役割。発注間違いなどで工期が遅れたりしないよう、くれぐれも慎重に!

DIYで施工費を抑えるのも選択肢のひとつ

内装の仕上げなどを自分たちで行うDIYは、コストカットに有効な手段。道具代と材料代がかかりますが、作業代(職人さんの人件費)を抑えられます。できれば、建材メーカーの体験教室などに参加してみてからチャレンジするといいでしょう。
ビギナーでも比較的簡単にできるのは壁や建具などのペイント。引き渡し後に家族でゆっくり作業を楽しむ人が多いようです。ワンランク上の珪藻土塗りや夕イル貼りなどに挑戦する人も。どのケースでも、壁面の下地調整は初心者には難しいため、ここまではプロにまかせたほうが安心です。
棚の設置やシンプルなテレビ台の製作なども気軽にチヤレンジできるDIY。リノベーションのパートナーや施工会社の職人さんに相談すると、役立つアドバイスをもらえるでしよう。

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